KATO 京浜急行 5輌セット ジャンク品!

[京浜急行]
 京浜急行電鉄の前身である大師電気鉄道が、明治32年(1899)六郷橋(多摩川)−川崎大師間の運行を始めました。

[京急800形]
 この出品車輌は京急800形のようです。昭和53年より登場した普通列車用4扉車です。
全電気指令式ブレーキ、界磁チョッパ制御、電力回生ブレーキを採用し、省エネルギー車両の先駆けとなりました。
これらの優れた技術が評価され、昭和54年ローレル賞を受賞しています。
 父の模型店で実際に走らせて子供たちに見せていたもののようで、だいぶ使用感があります。
 走行テストをしたところ、動きません。
自作キットを自分で作ったようで、床下装置や屋上部品もずれていたり色が揃っていなかったり、ケースもスカスカでこれ用ではないようです。

 それらを明示して、ジャンク品として500円で出品しました。

壊れて走らないし、出来も悪いし、500円でもこんなガラクタ売れないなーと思ったのですが・・・

あれよあれよと、上がっていくではありませんか!?
エー? ガラクタにこんな値段で、後で文句が来ないかなー


  落札額     :11,001円
  ゆうパック送料 :   700円 (高額で落札していただいたので、送料はおまけしちゃいました)

 

[落札者さんのコメント]
これ、欲しい人にはタイヘンな品物です。
1.ただでさえ品薄な、京急800形のモデルである。
2.実車の塗り替えと共に、模型でも絶版となった窓白の原色仕様である。
3.更に、中間車が多い!(実車は後に6両貫通編成が多く登場したのですが、これを模型で作るための中間車は、みんな手持ちが少なく、なかなか6両編成を作ることが出来ない)
 
今回落札させていただいた品物は、塗装を生かして6両貫通編成の初期塗装版を作る予定です。

 動力車が2両!これはおいしいです。確かに、2両目のはかなり車輪などが汚れていましたが、磨くこと数分でしっかり復活です。
床下機器はあちこち不足がありますが、そのテの部品はストックがあるから大丈夫。屋上機器も正直かなり厳しいのですが、改造させていただく際に配管類は大半を撤去するので、この位のほうが惜しくない、却って好都合でした。
1両くらい正規と異なる台車だったとしても、京急モデラーは交換用の台車くらいは手持ちがあるので、皆さん気にしていないのだと思いますよ。

更にケースですが、あの中敷はちょっと珍しいようですね。6両用のケースであのような白色のウレタン製のものは、はじめて拝見いたしました。
あと、おまけで付けていただいたキハ58系ステッカーも、キハ58系の6両セットはメーカーとして発売したことはないはずですので、いろんな意味で貴重品でしたよ。

今回お譲りいただいたアイテムをどのように料理するか、考えただけでもワクワクします。
と、言うわけで、結構な品物を有難うございました。

 

==========
イヤー マニアのかたの知識と意欲には、改めて驚きますね!
動かなかった動力車も、車輪を磨くだけで動くのですね。京急モデラーという、更に狭い範囲のマニアのかたがいらっしゃるのですね。
横浜のかたでした。

totop

 

inserted by FC2 system